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旅に出たい病No2 【白井】
こんにちは、神谷綜合建設の白井です。
まだまだ、旅に出たい病が納まらない私ですが、
先週の日曜日にテレビを見ていたらまたまた発作が・・・(笑)
「世界ふしぎ発見」見ました?
オーロラについての話しだったのですが、その取材先がカナダのイエローナイフという所だったんです。
日本でオーロラツアーと言えば、アラスカが多いのですが、
今回はイエローナイフ。
アメリカに留学中に3月の1週間の休みにオーロラを見に行ったんです。イエローナイフ。
北極圏から400kmほど南にある町なのですが、
私の住んでいた町から片道2700km。
1週間しか休みがないので、真ん中の2日間だけイエローナイフに宿をとって、
あとは、まあ何とかなるかなと。
いざ出発してみると、
本当は、途中のバンフ国立公園などで1泊しようと思っていたのですが、
計算してみると、どうも間に合わない。
「次のガソリンスタンドまで350km」とか、
「バッファロー出没注意!」とか
え~?!っていう標識を横目にひた走り、
そのうちに木も少なくなって、ただただ真っ白な世界。
(バンクーバーオリンピックのロゴに使われている「イナラーク」(人型の石像:inukshuk)は
こんな風に寒くて木も生えない所での道しるべなんですよ。)
極めつけはグレートスレーブ湖という大きな湖。
五大湖よりも大きいのですが、冬季には凍ってしまいます。
そして陸路(??)では、この凍った湖の上を通らなければイエローナイフには行けません。
なので、日本では見たことも無い様な大きなトラックが凍った湖の上を何十台も!!
そんなトラックの中、おんぼろシビックでひた走ります。
途中、トラックが開けた大きな穴にはまりそうになったり、飛び上がったり、
ものすごい悪路。
友達と交代でひたすら運転して、49時間。
やっとの思いで宿に着いても、犬ぞりやりたいよね、とか、
スノーモービル貸してくれるって、とか、
トナカイや水牛のステーキ食べてみたり。
寝る間も惜しんで遊んだ挙句、
夜はオーロラ見なきゃですから。
また湖の真ん中に車で出かけていって、ひたすらオーロラが出るのを車の中で待つ。
真っ暗闇の湖の真ん中。
ほんとに割れないよね??なんて思いながら。
(宿のオーナーに聞いたら湖の氷は1m以上厚いのよって笑い飛ばされましたが)
私たちと入れ違いで帰っていった日本人の記者は、1週間いたけどオーロラ見れなかったらしく、
無理かなぁなんて思っていたら、出てくれました。
本当にきれいだった。「すごーい」しか言えなかった。
幸い2日とも見れて、大満足。
ベッドで寝ることはほとんど無く、またまた大急ぎで出発。
学校に間に合わないかもって必死で運転。
本当にへろへろになって帰ってきました。
本当にいい経験だったけど、
若かったなぁ。
もう出来ないですね、こんなハードな旅。
今はゆ~っくりの~んびり、でもやっぱり大自然の中への旅がしたいですね。
白井
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