゛建もの探訪~in富山゛ ② 【山田】


皆さんこんにちは、設計部の山田です。

自分にしては珍しく、頻繁は更新が続いておりますが、忘れないうちにと思い、
前回の続き゛建もの探訪~in富山 ゛ご報告させて頂きます。


今回も、現場報告はありませんので、ご興味のない方はスルーしてください。


射水市大島絵本館を後にし、夕食をとりながらホテルに向かいます。
少し時間があったので、家族で下記の公園へと向かいました。


富岩運河環水公園、 昭和60年建設省「新都市拠点整備事業」







こちらの施設は、公園の中に様々な施設があり、大きな公共事業により整備されていました。
今回の建もの探訪の中で、一番綺麗に造り込まれている施設かもしれません。

公園の中には、子供達が遊べる児童遊具施設もありますが、今回時間も遅く遊ぶことは出来ませんでしたが、
一周散歩するだけでも穏やかな気持ちにさせてくれ、時間の流れが緩やかに感じさせてくれる場所でした。


公園を後にし、ホテル向います。
ホテルに着き、家族をホテルに降ろして、少し離れた施設へ向かいました。


富山市 地区センター 



時間が時間なので、辺りは真っ暗。
写真では解り難と思いますが、もの凄くレベルが高い施設です。

私も以前、豊橋のとある公民館を設計担当した事がありますが、用途上大勢の人達が関わりますので、
意見をまとめる事が難しく、限られた予算でどこまでこだわる事が出来るか苦労した事がありました。

3つの施設はレベルも内容も違いますが、公民館という用途ながら、ここまでの建物を作る地域性が素晴らしと思います。

 福沢公民館 設計者:戸尾任宏・建築研究所アーキヴィジョン、 用途:複合施設、 完成年:2001 年

 大庄公民館 設計者:広谷純弘+石田有作アーキヴィジョン、 用途:複合施設、 完成年:2007年

 小見公民館 設計者:広谷純弘 + 石田有作アーキヴィジョン 、 用途:複合施設、 完成年:2006年

今回は、真っ暗中でしか見れませんでしたが、もう一度ゆっくり観にきたいと思わせる建物でした。



2日目、家族旅行の本来の目的地である海水浴場へ向かいました。
今回行ったのが島尾海水浴場、「日本の水浴場55選」に認定されているという事で、楽しみに行ったのですが、
ん~~ん、少し期待外れでした。
あくまで個人的意見ですが、やはり海水浴は敦賀の若狭湾の方が水が澄んでいて良いですね。

海水を終え今回の旅行の目的を、無事に達成出来ましたので、家に帰る時間を計算しながら、
残りの建もの探訪再スタートです。


なんという事でしょう、海水浴場の直ぐ近くに目を引く建物がありました。
スルーしようか迷いましたが、外観だけでもと思い観ていく事にしました。


氷見市海浜植物園 設計者:長谷川逸子氏、 用途:植物園、 完成年:1995年





設計は長谷川逸子氏、前回ご紹介した射水市大島絵本館と同じ設計者です。
外観はもの凄くインパクトがあります。 
築20年という事で、その当時の時代背景があるのでしょうが、今の時代にはなかなか無い建物です。
この建物も、俊工時にはかなりインパクトがある建物だったに違いありません。


ここで最後の本命の建物へ向かいます。

ミュゼふくおかカメラ館 設計者:安藤忠雄氏、 用途:美術館・博物館、 完成年:2000 年





設計は世界の安藤忠雄氏、コンクリート打ち放しの建物が多く、個人住宅等の小さい規模の建物から

淡路夢舞台などの大きな建物まで幅広い設計をされています。

今回の建物は、内部撮影不可という事で、写真ではご紹介出来ませんが、光と影の重なり具合等、
さすが世界の安藤忠雄と思わせるところが随所に見られました。
建もの探訪~in富山を締めくくるのに相応しい建物でした。


今回の建もの探訪でもそうでしたが、美術館等を観て廻る事に、娘も興味を持ってくれているようで、
今後も家族を巻き込んで続けていく事ができそうです。ちなみに奥さんは、もう諦めている様子...


実は、先日も長野県安曇野にあるいわさきちひろ美術館に、日帰りで出かけてきました。



まだ写真整理ができていませんが、近日中にはご紹介したいと思っています。





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