現場の写真より 【中川】





こんにちは、神谷綜合建設の中川です。




低く垂れ込める雲と冷たい風。段々と冬が近付いてきていますね。



今日は当番で飯村モデルハウスに来ています。



モデルハウスには、所々温度計が設置されているのですが、
今日、10時に来た時の室内温度は屋外に比べ+3度になっていました。


昨日は夕方6時に施錠しておりますので、その後内部での活動が一切ない中で
この温度差という事は、それだけ熱を逃がしていないと言うことになります。



断熱は材料も重要ですが、それ以上に施工制度は性能発揮の為に更に重要になっています。
そして、その施工制度は断熱材そのものについてだけではありません。



冬場の断熱とは直接関係はないのですが、施工面での工夫と言うことで、
先々週、設計部山田の日記の中にちょっといい写真があったのでご説明いたします。



その写真。これです。




「夕陽を背景に大工さん、カッコいいですね~」なんて紹介されていた上棟現場の写真です。



この写真で分かるのは、夏場の断熱と、構造体内の湿気の逃がし方なのですが、
ここに、カミヤの家の性能を保つヒントが実は隠されているのです。



皆さん、屋根の頭頂部、少し切れ目があるのお分かりですか?


単純に考えると、きちんとくっ付けたほうが良い様に思うのですが、ここが大変重要で、
カミヤの家の場合、わざと隙間を作って壁内の湿気を逃がしたり、焼け込みを防いだりしています。



もちろん、雨が入らないように専用の「通気部材」と言うものを使いますし、あと、
ココはあくまで空気の出口であって、ココへたどらせる為にまだまだ色々と工夫をしているのですが。

(企業秘密ですのでこの辺りまで、と。お客様には建築中の現場で詳しくご説明致します)




余分な湿気を逃がしやすくしておけば、構造材も安定して長持ちするのですね。



皆さんもよく「ウチは○○工法だから丈夫で安心です」なんてお話し、聞かれた事があるかと思いますが、
でも大切なのは「その構造がどれだけ長持ちするのか?」の方だと我々は考えています。

(カミヤの家も全て耐震等級3の建物です)



「その構造が20年、30年、40年と経っても変わらず性能を発揮する為に何かしてますか?」

なんて質問をしてみて頂くと、その会社が売る為に強い建物をつくっているのか、
長く安心して暮らして頂く為に強い建物をつくっているのか、よく分かると思います。




建築中の現場はやはりウソをつきませんからね。

現場見学はお客様のご都合に合わせいつでも可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。




神谷綜合建設  中川





住まい・デザイン・注文住宅・二世帯の暮らし  カミヤの家
神谷綜合建設は豊橋市にある工務店です