太陽光だけでOK?これからの家に「蓄電池」が必要になる理由 【神谷】
みなさん、こんにちは!
神谷綜合建設の神谷です。
太陽光発電を搭載した住宅は、今では珍しいものではなくなりました。
カミヤの家でも、太陽光発電は多くのお客様に採用いただいています。
一方で、蓄電池については、
「まだ価格が高いのでは?」
「太陽光があれば十分では?」
と思われる方も多いと思います。
確かに、現在でも蓄電池の導入には一定の費用がかかります。
しかし、これからの日本の電力事情を考えると、太陽光で「つくる」だけではなく、電気を「貯める」「使う時間を変える」ことが、ますます重要になっていくと考えています。
電気には「同時同量」という原則があります
電気は基本的に、
つくる電気の量 = 使う電気の量
を、その瞬間ごとに合わせる必要があります。
電気がたくさん必要なときには発電量を増やし、需要が少ないときには発電量を減らす。
このバランスを取りながら、私たちの電力網は維持されています。
ところが、太陽光発電が増えてくると少し事情が変わってきます。
太陽光が増えることで起こる「ダックカーブ」
太陽光発電は、当然ながら昼間によく発電します。
そのため太陽光が大量に普及すると、
昼間 → 太陽光が大量に発電するので電気が余りやすい
一方で、
夕方 → 太陽が沈んで発電量が減るのに、家庭などの電力需要は大きい
という状況が起こります。
この電力需要と太陽光発電量の差をグラフにすると、アヒルのような形になることから「ダックカーブ」と呼ばれています。
カリフォルニアでは、太陽光発電の大量導入によってこの現象が顕著になりました。
つまり、再生可能エネルギーを増やすだけではなく、発電した電気をどう使うかまで考える必要があるということです。
日本も太陽光発電をさらに増やしていきます
日本でも再生可能エネルギーの導入拡大が進められています。
国の第7次エネルギー基本計画では、発電電力量に占める太陽光発電の割合は、
2023年度:約9.8%
から、
2040年度:23〜29%程度
になることが見込まれています。
つまり、今後さらに大量の太陽光発電が電力網につながっていくことになります。
そこで重要になるのが蓄電池です。
昼の電気を、夜に使う
仕組みはとてもシンプルです。
昼間、太陽光でたくさん発電したときに、
太陽光 → 家で使用 → 余った電気を蓄電池へ
そして夕方以降は、
蓄電池 → 家へ放電 → 電力会社から買う電気を減らす
という使い方をします。
つまり蓄電池は、単に電気を貯める設備ではなく、
「電気を使う時間を移動させる設備」
ともいえます。
これから広がる「DR」と「VPP」
今後さらに重要になってくるのが、DR(デマンド・レスポンス)という考え方です。
簡単にいうと、
電力の需給状況に合わせて、電気を使う時間や量を調整する仕組み
です。
例えば電気が余っている昼間には蓄電池へ充電し、電力需要が高まる夕方には蓄電池から放電する。
これを家庭ごとではなく、多くの住宅や企業の蓄電池、EV、給湯設備などをまとめて制御する考え方が、
VPP(Virtual Power Plant=仮想発電所)
です。
1軒の住宅にある蓄電池は小さなものです。
しかし、それが何千軒、何万軒と集まれば、大きな電力調整能力になります。
これからは、一軒一軒の住宅も電力システムの一部になっていく可能性があるということです。
大型蓄電池が増えれば、家庭用蓄電池はいらない?
電力網には今後、需要調整を目的とした大型の「系統用蓄電池」も増えていくと考えられます。
では、大型蓄電池があれば家庭用蓄電池は必要ないのでしょうか。
この2つは少し役割が違います。
大型蓄電池は、主に電力網全体の需給調整を行います。
家庭用蓄電池は、
太陽光の自家消費
電気料金への対応
停電時の非常用電源
DRへの参加
VPPへの参加
など、その家のメリットを持ちながら、電力網にも貢献できる設備です。
どちらか一方ではなく、それぞれの場所で蓄電池を活用していくことになります。
蓄電池は決して安い設備ではありません
現在、当社の新築住宅で蓄電池を導入する場合、仕様によりますがおおむね100万円程度の費用がかかります。
100万円は決して小さな金額ではありません。
だからこそ、
「絶対に付けた方が得です」
と簡単に言えるものでもありません。
ただ、住宅はこれから30年、40年と使っていくものです。
その間に、電気料金や料金体系、太陽光発電を取り巻く環境、DRやVPPなどのサービスも変化していく可能性があります。
そう考えると、現在の導入費用だけで蓄電池の必要性を判断するのではなく、これから住宅がどのように電気と付き合っていくのかまで考える必要があると思っています。
「提案しない」ことも、お客様の選択に影響する
私たち住宅会社として大切にしたいのはここです。
蓄電池を採用するかどうかを決めるのは、お客様です。
ただし、
「高いから必要ないだろう」
と住宅会社側が判断して、そもそも説明をしないのは違うと考えています。
数年後、DRやVPPがさらに普及したとき、
「家を建てたときに、こういう話を聞いていれば検討したのに」
となる可能性もあります。
だからカミヤの家では、太陽光発電だけではなく、蓄電池についても、その費用、メリット、将来的な役割まできちんと説明した上で、お客様に選んでいただくことが大切だと考えています。
太陽光で電気を「つくる」。
蓄電池で「貯める」。
そして、必要な時間に「使う」。
これからの家づくりでは、建物の性能だけではなく、住宅のエネルギーについても長期的な視点で考えていきたいと思います。

断熱性・機密性
断熱等性能等級6(HEAT20 G2)
神谷綜合建設の家は標準仕様でUA値0.46以下となる断熱等性能等級6(HEAT20 G2)の性能値をクリアしています。
《2025年の平均はUA値0.4》
数値では現れない、「冷たくない、寒くない、じめっとしない」工夫も動画でご紹介しています。ぜひご覧ください。

気密も大切 C値0.2~0.3台
UA値は机上の論理。
実際の施工精度を表すC値は0.2から0.3台(実測値)を確保できる現場の力も自慢のひとつです。
耐震性・制震性
![]() |
耐震は品確法の「等級3」 建築基準法と品確法、二つの耐震等級がある中で、神谷綜合建設の家は「品確法の耐震等級3」を全棟で取得。
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制震システムを標準採用
更に、住友理工の木造住宅用制震システム、TRCダンパーを標準で採用。
繰り返しの地震に対する対策として、評価を頂いております。
そして、地震がいつくるか誰にもわからない中で、劣化しては意味がありません。
新築時の性能がいつまで経っても変わらない「長持ちする工夫」をしながら、安心できる注文住宅を提供しています。
※「長持ちする工夫」は動画でも詳しく説明しています。
耐久性・メンテナンス
見えなくなる部分だからこそ、材質と施工にこだわります
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住まいの構造は、建ってしまうと目に見えず、後から確認することも困難です。
※1 ご要望に応じて他の断熱材を使用することも可能です
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充実したアフターサービス
カミヤの家では20年にわたる無料の定期点検を行い、建てた後もお客様と繋がり続け、価値ある建物が長持ちするようサポートしていきます。

健康性
寒い冬でも、廊下や浴室、トイレまで「温度差」のない暖かな暮らし
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リビングは快適でも、部屋を一歩出ればまるで別世界のように暑かったり寒かったり――特に寒さの不快感は温度差で生まれます。23度→20度に移動すると寒く感じますが、20度→20度ではそれを感じません。 |
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新鮮な空気を取り込みながら、花粉はしっかりシャットアウト
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気密性の高い現代の住まいに、換気システムは欠かせません。しかし、新鮮な空気と一緒に花粉やホコリが入り込んでしまうのは困りものです。 |
熱交換換気扇で叶える、省エネな暮らし
外の空気を取り込みながら、室内の快適な温度を逃さない――それが「熱交換換気扇」の特長です。
通常の換気では、せっかく暖めた(または冷やした)空気がそのまま外へ出てしまいますが、熱交換換気扇なら排気の熱を利用して外気を室内温度に近づけてから取り込むため、冷暖房の効率が大幅に向上。
その結果、光熱費を抑えつつ、家中どこでも快適な温度を保つことができます。環境にも家計にもやさしい、省エネな暮らしを実現します。
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生きているように呼吸をする家 通気断熱WB工法 |
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通気断熱WB工法を取り入れたカミヤの家の「深呼吸したくなる家」は100年持つことを確信しています。
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